乳癌と診断された人が対象です。
乳癌手術時に取り出した腫瘍の一部を用いて行う検査です。
検査ご希望の方は、現在の乳がんを診察してもらっている医師にご相談いただき、その医師を通じて当院の予約をお取りください。
※直接当院でのご予約は出来かねます。(オンライン予約も不可)
マンマプリントとは
がん細胞の再発に関連する70種類の遺伝子を調べることで「再発のリスクがどれくらいあるのか」「再発を防ぐための化学療法が必要かどうか」「適切なホルモン療法の投与期間は」など、治療計画の決定時に生じる疑問を解決する助けになる情報を得られます。
再発リスクを分かりやすく「ハイリスク」と「ローリスク」の2分類で判定します。
他の遺伝子検査にあるような「中間リスク」の分類がないため、化学療法の投与が必要かの判断が容易になっています。
ブループリントとは
80種類の遺伝子を解析し、個々の癌の特徴を反映した「分子サブタイプ」を判定します。
これまで行われてきた暫定的な臨床的サブタイプよりも、再発リスクや薬物療法の効果がより正確に予測できることが確認されています。
検査対象の方
- ステージ1/2、手術可能なステージ3
- ホルモン受容体(HR) 陰性/陽性
- HER2 陰性/陽性
- リンパ節転移(0-3個まで)
- 腫瘍の大きさ 5cm以内
- 年齢制限なし
検査方法について
手術時に取り出した腫瘍の一部を用いますので、この検査のために新たに血液や組織を採取することはありません。
検査費用について
保健適応外であり、自由診療となります。
当院では初診料、検査費込み
マンマプリント+ブループリント
396,000円(税込)
※クレジットカード、現金対応可です。
検査結果について
通常約2週間ほどで検査結果が出ます。検査会社から返送された結果を、主治医から説明いたします。