妊娠検査とは妊娠初期の正常な妊娠かどうかを診察をいいます。妊娠初期の異常で「腹痛・出血・下痢・便秘・頭痛・吐き気・倦怠感」の症状がある場合「着床出血・切迫流産・子宮外妊娠・絨毛膜下血腫・卵巣ルテインのう胞・ホルモンバランス」が原因の可能性があります。

※当院は中絶・出産施設ではありません。紹介状等の費用が必要になる場合があります。

※妊娠の検査は「出産施設・産科病院」で検査をされることをオススメします。

妊娠検査(初回)の検査内容と価格(値段)

  • 妊娠の有無および正常な妊娠かどうかを確認します。
  • 妊娠が確認できると「おおよその出産予定日」もわかります。

検査費用

検査方法(超音波検査 + 尿検査)

およそ 9,200円

保険診療

検査方法(超音波検査 + 尿検査)

およそ 3,000円(3割負担)

※上記の値段は概算です。

※追加検査や投薬が必要になった場合、別途診療費用が必要です。

※職場などに提出用の「妊娠証明書・妊娠診断書」などにつきましては、別途 2,000円が必要です。

妊娠検査(2回目)の検査内容と価格(値段)

  • 赤ちゃんの「心臓の鼓動」を確認します。

検査費用

検査方法(超音波検査)

およそ 6,100円

保険診療

検査方法(超音波検査)

およそ 2,000円(3割負担)

※上記の値段は概算です。

※追加検査や投薬が必要になった場合、別途診療費用が必要です。

※当院の妊娠初期の診察は妊娠8〜9週までとなります。

妊娠検査のその他の費用

妊娠証明書

職場などの提出用として

2,000円(税込)

紹介状

産院へ提出用の紹介状をご希望の場合

2,000円(税込)

妊娠届

母子手帳交付に必要な書類

0円

当院に妊娠検査で来院されるケースとして

  • 妊娠検査薬で妊娠反応があったけど、本当に妊娠しているか確認したい。
  • 出産する病院はこれから探すけど、まずは妊娠の確定したい。
  • 妊娠っぽいけど「腹痛・出血・下痢・便秘・頭痛・吐き気・倦怠感」などの症状があって心配。
  • とりあえず妊娠確認をしてから、出産するかどうか決めたい。

※妊娠の検査は産科病院や出産施設で検査を受けて頂くことをおすすめします。

※当院は産科ではありませんので、紹介状等の費用が必要になる場合があります。

妊娠確認後のご注意点

  • 当院は中絶手術は行っておりません。
  • 当院は出産施設ではございません。
  • ご希望の場合、出産施設を紹介させて頂きます。(紹介状費用が必要です)

妊娠初期の異常「腹痛・出血・下痢・便秘・頭痛・吐き気・倦怠感」の原因として

ホルモンバランスが原因による「妊娠初期の腹痛、下痢、便秘、頭痛、吐き気、倦怠感」

妊娠することでそれまでとホルモンバランスが変わります。妊娠初期に頭痛、倦怠感や吐き気などつわり症状が出たり、特に異常がなくても軽く腹痛を感じたり、下痢や便秘が出てくる場合があります。検査で異常がない場合は、休息を取っていただくことで症状が緩和することがほとんどです。

着床出血が原因による「妊娠初期の出血や腹痛」

着床してまもなく(生理の予定日前後で)少量の出血や軽い腹痛がみられる場合があります。これは受精卵が子宮内膜の中に入り込む際に子宮内膜にキズをつけてしまうのが原因とされています。「生理が来たかなと思ったら、すぐとまって…」と来られる患者さんを診察すると、妊娠初期だったことは多々あります。

流産・切迫流産が原因による「妊娠初期の腹痛や出血」

流産すると鮮明な出血や濃い出血があり子宮が収縮して腹痛が起こります。中には腹痛や出血を起こさないこともあります。妊娠初期に出血が少量出ると、流産になる可能性通常より高くなっている「切迫流産」の場合があります。「切迫流産」の状態であっても、無理をせず、できるだけ安静にしていると出血が止まる場合もあります。

子宮外妊娠による「妊娠初期の腹痛や出血」

子宮内膜以外の場所に着床して妊娠する場合があり、これを子宮外妊娠といいます。子宮外で妊娠を継続し、児を出産することは困難です。また、大きくなって、妊娠部位が破裂してしまうと大出血をおこし、命にかかわる自体になることがあります。子宮外の妊娠として「卵管妊娠・子宮頚管妊娠・卵巣妊娠・腹腔妊娠」などがあり、下腹部の痛みがあったり、なんだかわからない出血がでることもあります。妊娠6週以上のはずだけど子宮内に胎嚢を確認できていない状態で、歩けない、動けない、冷や汗をかくほどの腹痛がある場合は「子宮外妊娠破裂」の可能性があり、危険です。

卵巣ルテインのう胞による「妊娠初期の腹痛」

妊娠すぐにふえていくホルモンにより卵巣のう胞(腫れ)ができることがあります。ほとんどの人は妊娠10~15週くらいなると卵巣のう胞が小さくなりますが、それまでにあまり大きくなりすぎると、お腹のはりを感じたり、お腹の痛みを感じる原因となります。

絨毛膜下血腫による「妊娠初期の腹痛や出血」

妊娠初期の腹痛や出血の原因となる絨毛膜下血腫は、胎嚢と子宮の間に血の塊ができる状態で、正常な妊娠でも発症します。たいてい、妊娠中期頃には血腫が自然に吸収されてなくなります。ただ、血腫が大きかったり、安定期以降も残存していたり、血腫に炎症がおこると、流産・早産の割合が増えることが言われていますので注意が必要です。

※出産病院が決まっている場合は、出産病院に上記の症状をご相談ください。当院で診療を受けていない方からの質問やご相談にはお答えしかねます。