風疹ワクチン
先天性風しん症候群(CRS)について
妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障等の障害をもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障害を「先天性風しん症候群」といいます。
発症する可能性は妊婦が風しんに感染した時期により違いがあり、妊娠20週以降では心配のないことが多いといわれています。
そのため、現在子どもを産む年齢を迎えている方で、まだ風しんにかかったことがなく、予防接種を受けていない方は、妊娠前に予防接種を受けることをお勧めします。
また、妊婦への風しんウイルスの感染を予防する観点から、妊婦の夫やその他同居家族の方も予防接種を受けられることをお勧めします。(ただし妊娠中は風しんの予防接種をうけることはできません)
厚生労働省より「妊娠を希望する女性」など、より確実に風疹ウィルスの感染予防が必要な方は、
風疹抗体HI法: 16倍以下
風疹抗体EIA法: 8.0未満
の場合に風疹抗体ワクチンの接種が推奨されています。
麻疹風疹混合ワクチン
1回接種
自費 10,500円(税込)
次の方はワクチン接種ができませんので注意してください。
- 予防接種当日37.5度以上の発熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 妊娠していることが明らかな方
女性の方は接種前1か月~接種後2か月は避妊する必要があります。
受診の仕方
- 受診3日前までに京都駅前院へお電話で予約をしてください。(Web予約には対応していません)
- 問診票の記入が必要ですので予約時間より15分前に来院してください。
- 受付で必要書類※をご提出いただき、お渡しする問診票にご記入ください。受付番号をお渡しします。
- 順番が来ましたら、受付番号で呼ばれます。医師が問診・聴診後予防接種をいたします。接種後、風しん任意予防接種済証をお渡ししますのでご自身で保管してください。
- 待合室のモニターに番号が表示されたら自動精算機で精算してください。
- 精算後会計窓口で受付番号表をお渡し下さい。注射後30分は病院にすぐ戻ってこれる場所にいていただき、30分たったら帰宅いただいて結構です。
※必要書類
- ご本人の住所が確認できるもの(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証[住所の記載があるもの]、など)
- 抗体検査の結果が確認できる書類(当院で風疹抗体検査を受けられた方は不要です)
- 当該妊婦の母子健康手帳、健康保険証、運転免許証等、同居していることが確認できる書類
- 本人、当該妊婦が抗体検査結果をお持ちの場合は、抗体検査の結果が確認できる書類(当該妊婦について、上記母子健康手帳で確認できる場合は不要)
京都駅前院では京都市在住で要件を満たす方は負担額 3,500円(税込み)で接種できます。
京都市民で、
- 妊娠を希望する女性のうち、風しん抗体価が低い方
- 「風しん抗体価が低い妊婦」の同居者のうち、風しん抗体価が低い方
- 「風しん抗体価が低い妊娠を希望する女性」の同居者のうち、風しん抗体価が低い方
詳しくは下記URLをご確認ください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000163145.html
※当院は男性の立ち入りをお断りしております。男性の方の検査はお断りいたしておりますので、男性でご希望の方は保健所や近医内科等をご利用ください。京都府ホームページより実施医療機関等をご確認いただけます。