風疹抗体検査について(京都府公費補助・京都駅前院・桂川洛西口院のみ)
京都府では、平成26年4月1日から府保健所及び府内の医療機関において、無料で風しん抗体検査を実施しています。京都府内に住所があり、下記に当てはまる方が対象です。
1、妊娠を希望する女性
2、風疹抗体価が低い妊婦の同居者(親、子、親族など)
※当院は男性の立ち入りをお断りしております 男性の方の検査はお断りいたしておりますので、男性でご希望の方は保健所や近医内科等をご利用ください 京都府、風疹抗体検査ホームページより実施医療機関等をご確認いただけます
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/fushin.html
風しんとは風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
〇症状は主に、 発疹、発熱、リンパ節の腫れ です。
- 子供では比較的軽い症状ですむことが多いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人から5,000人に一人くらいの割合で発生することがあります。
- 大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、症状がひどくなることがあります。
- 一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。
- 風しんウイルスは飛沫感染(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。発疹の出る前後1週間は、ほかの人にうつる可能性があります。
先天性風しん症候群(CRS)について。
- 妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障等の障害をもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障害を「先天性風しん症候群」といいます。
- 発症する可能性は妊婦が風しんに感染した時期により違いがあり、妊娠20週以降では心配のないことが多いといわれています。
そのため、現在子どもを産む年齢を迎えている方で、まだ風しんにかかったことがなく、予防接種を受けていない方は、妊娠前に予防接種を受けることをお勧めします。 - また、妊婦への風しんウイルスの感染を予防する観点から、妊婦の夫やその他同居家族の方も予防接種を受けられることをお勧めします。(ただし妊娠中は風しんの予防接種をうけることはできません)
受診の仕方
➀京都駅前院の予約ページより「美容注射・風疹抗体検査」枠でご予約ください
②問診票の記入が必要ですので予約時間より15分前に来院してください
③受付で必要書類を提出し、下の問診票にご記入ください 受付番号をお渡しします
■必要書類 ご本人の住所が確認できるもの(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証(住所の記載があるもの)、など)
※対象者のうち「風しんの抗体価が低い妊婦の同居者(配偶者等)」の方は以下の書類も必要です。
・妊婦の抗体価が低いことを確認できるもの(出産予定の子の母子健康手帳(風しん抗体検査の結果の記載があるもの)、抗体検査結果票など)
・妊婦と同居していることを確認できるもの(妊婦の健康保険証(住所の記載があるもの)、運転免許証など(ただし、上記母子健康手帳で確認できる場合は不要))
④順番が来ましたら受付番号で呼ばれます 看護師が採血をいたします
⑤会計窓口に受付番号表を渡してください
⑤検査結果は後日ネットで表示されます
HI抗体価16倍以下の方には風疹含有ワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種をお勧めしております 風疹含有ワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)の接種を当院で希望される場合必ず電話で受診2日前までに事前予約をお願いいたします
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