なぜ淋菌(淋病)が陽性になるのですか?

淋菌(淋病)は粘膜の接触によって性器、口腔、または肛門に感染することがあります。これにより、淋菌が体内に侵入し、感染が起こります。無症状なことも多々あり、淋菌(淋病)感染者が感染していることに気づかないため、無意識のうちに、性行為を通じて他の人に感染を広げる可能性があります。性行為時にコンドームを正しく使用することで、淋菌感染のリスクを大幅に減少させます。

淋菌(淋病)の病院検査はどうやるの?

男性の淋菌(淋病)の検査方法
・淋菌(淋病)の検査方法は「尿」を採取して遺伝子検査をかける病院が多いです

女性の淋菌(淋病)の検査方法
・淋菌(淋病)の検査方法は内診台で医師が「おりもの」を採取して遺伝子検査をかける病院が多いです

※病院によって検査方法が違う場合がございます。事前に受診される病院にご相談ください。

淋菌(淋病)病院での検査費用はいくら?

病院での淋菌(淋病)の検査費用(当院での概算)
・保険適用の検査費用(3割負担の場合) 概算3,000円~4,000円
※症状によって他の性感染症の可能性があるため、検査する内容が変わるため、概算の数値になります

淋菌(淋病)の郵送検査はどうやるの?

男性の淋菌(淋病)の検査方法(当院の場合)
・郵送による淋病の検査方法は「尿」を採取してご返送頂きます 返送いただいた尿は検査所で遺伝子検査(=尿の中に淋菌遺伝子がいるかどうか)を行います

女性の淋菌(淋病)の検査方法(当院の場合)
・郵送による淋病の検査方法は「膣分泌物」を採取してご返送頂きます 返送いただいた膣分泌物は検査所で遺伝子検査(=尿の中に淋菌遺伝子がいるかどうか)を行います

※膣に綿棒を挿入して「膣分泌物」を採取する方法になります

喉の淋病に関しては、男女ともにうがい液を採取してご返送いただき、検査所でうがい液の遺伝子検査を行います

淋菌(淋病) 郵送の検査費用はいくら?

郵送による淋菌(淋病)の検査キット費用
・郵送の性病検査キット 2,980円
※クラミジア 淋菌(淋病)2項目の検査費用が2,980円になります

淋菌(淋病)検査のタイミングはいつ?

まりこクリニック(検査キットも含む)では、感染の可能性があったときから24時間以上経過したら受けることができます。

淋菌(淋病)の検査は生理中でも可能ですか?

・出血量が多いときはさけていただき、出血量が少ないタイミングで採取を行ってください。
・検体容器に血のかたまりが入らないようにだけご注意ください。
上記2点を注意していただきますと生理中に検査可能です。

淋菌(淋病)の検査は初尿を採取しないとダメですか?

当院では遺伝子解析においての検査(TMA法)を行なっております。
前回の排尿から2時間以上あけていただきましたら、初尿・中間尿どちら採取していただても検査結果には影響しません。

淋菌(淋病)の検査結果の見方を教えてください

淋菌(淋病)の検査結果は、通常は陽性または陰性のいずれかで示されます。

陽性(Positive): 検査結果が陽性の場合、これは淋菌感染が確認されたことを意味します。 これは、淋菌(淋病)のDNAや細菌が検出されたことを示します。陽性の結果が得られた場合、淋菌感染の存在が確認されたことになり治療が必要となります。

陰性(Negative): 検査結果が陰性の場合、これは淋菌(淋病)感染が確認されなかったことを意味します。 つまり、淋菌(淋病)が検出されなかったことを示します。陰性の結果が得られた場合、 淋菌感染は現在のところ存在しない可能性がありますが、感染が発症してから十分な時間が経過していない場合、再検査が必要な場合があります。

陽性(Positive)の検査結果がでた場合、通常は点滴や注射がひつようとなることがほとんどです。婦人科または泌尿器科に受診してください。

淋菌(淋病)治療をして症状がなくなった。早めに再検査キット使ってもいい?

淋菌(淋病)治療薬の投与から2週間後を待たずに再検査キットで検査を行い、陽性だった場合、「耐性菌があり淋菌が投与したのになおっていない」か「時間をおいていたら陰性化していたのか」が判断できません。抗生剤投与2週間後に再度、再検査(別途費用)をおこなうか、再度抗生剤での治療(別途費用)が必要となります。
※早めの再検査キットで陰性だった場合は、完治となります。

淋菌(淋病)の検査結果は何日くらいで出ますか?

淋菌(淋病)の検査結果(当院の場合)
郵送検査:ポスト投函から翌日から翌々日に検査結果ショートメッセージにて通知させていただきます。
まりこクリニック:採取から3日後に検査結果お伝えさせていただきます。

※検査方法や病院によって異なります。検査される病院にご確認をお願い致します。

淋菌(淋病)治療後の検査(陰性確認)はどうすればいい?

淋菌治療後に、淋菌再検査をご希望の場合は、当院の「郵送の性病検査2,980円」をご利用ください。

淋菌(淋病)治療後の検査は必要ですか?

抗生剤への耐性化により、1回の投薬で治療できない場合もありますので、淋菌(淋病)治療後の検査を強くお勧めします。耐性菌で治療できていない場合、本人は治ったつもりでも、他人へどんどん移してしまう可能性があります。治療後に再び検査を行うことで、治療の効果を評価し、再発や治療失敗を早期に検出することができます。  パートナーも淋菌に感染しているた場合、ご自身が治療できても再感染の可能性がでてきます。必ずしも検査結果が一致するわけではないですが、パートナーも検査を受けることが重要です。

淋菌(淋病)陽性中でもゴムつけていたら大丈夫ですか?

「淋菌治療期間中にゴムをちゃんとつけてエッチしていたのに、相手も淋菌の症状がでてきた。どうすればいいですか?」と、お問い合わせを頂くことが非常に多いです。淋菌治療期間中、最初から最後までコンドームをつけて性行為をすると、淋菌の感染率は圧倒的に下がります。しかし、たとえ最初から最後までコンドームをつけていたとしても、パートナーに淋菌感染をさせてしまう可能性は0ではありません。

淋菌(淋病)の治療しないで、自然に治りますか?

淋菌感染症は 自然に治る ことは ありません。
淋菌を放置すると、炎症が広く広がったり、他の人に感染を広げてしまう可能性もあります。特に、パートナーがいる場合は、片方が治療を受けずに感染を放置すると、相互に感染を繰り返してしまう「ピンポン感染」が起こる可能性があります。早期に発見し、医療機関で適切な治療を行うことが非常に重要です。

淋菌(淋病)の陽性率はどのくらい?

陽性率は地域や人口集団によって異なりますが、一般的には性行為によって感染がおこる性感染症の一つです。性的活動の頻度や性行為のパートナー数など、性的行動によって影響を受けます。若年層や性的活動が活発な人々の間で淋菌感染の陽性率が高くなる傾向があります。淋菌の陽性率は定期的な検査や適切な治療、感染防御手段(=コンドームの使用など)によって低下させることができます。

クラミジアと淋菌(淋病)の関係はありますか?

クラミジアと淋菌(淋病)は、それぞれ異なる細菌ですが、両方とも性行為によって感染する性感染症です。女性ではおりもの異常、腹痛、排尿時の痛み、男性では排尿時の痛みや尿道からの異常な分泌物、違和感などの症状を引き起こす可能性がありますが、無症状の場合もあります。クラミジアと淋菌の両方は、尿検査や膣採取検査、うがい液検査によって診断されます。治療には抗生物質が使用されますが、適切な治療法はそれぞれの感染症に異なります。

淋菌(淋病)は悪化するとどうなりますか?

淋菌(淋病)感染症は放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
不妊症: 淋菌感染が子宮や卵管に広がると、炎症が引き起こされ、 組織の損傷が起こる可能性があります。これにより、不妊症や妊娠外の妊娠(卵管妊娠)のリスクが高まります。

子宮内膜炎: 淋菌感染が子宮内膜に広がると、子宮内膜炎が発生する可能性があります。 これにより、不正出血や慢性的な腹痛を引き起こすことがあります。

卵管炎: 卵管炎は、淋菌感染が卵管に広がると起こる炎症で、卵管の損傷や 閉塞を引き起こす可能性があります。これにより、不妊症や卵管妊娠のリスクが高まります。

腎盂炎: 淋菌感染が尿路に広がると、腎盂炎が発生する可能性があります。腎盂炎は腎臓の感染症であり、高熱や腰の痛みなどの症状を引き起こすことがあります。

淋菌(淋病)はタオルで感染しますか?

淋菌は主に性行為を通じて感染します。きちんと衛生的な状態であれば、タオルや他の生活用品を介しての感染はおこりません。 しかし、淋菌は体液を通じて感染するため、感染した方がタオルを使用した後、他の人がそのタオルを使用し、その体液が性器周辺へ付着してしまうと感染が広がる可能性がわずかにあります。 一般的に、淋菌は性器、直腸、喉の粘膜から分泌される体液を介して感染します。  感染を防ぐためには、共有の生活用品を使う場合には、これらの用品が十分に清潔であることを確認することも重要です。

淋菌(淋病)はキスやお風呂で移りますか?

淋菌は、通常、性行為を通じて感染が広がります。

キス:感染した方の唾液を介して口腔内に広がる可能性があります。したがって、淋菌感染者との深い口づけや舌を使ったキスによって、 感染のリスクがあると考えられます。

お風呂:感染した個人がお風呂を使った後に、 同じ浴槽やタオルを使用することで、淋菌が他の人に感染する可能性がありはしますが、淋菌は水中で生存する能力が低いため、お風呂での感染リスクはほぼ0に近いぐらい低いと考えられます。

淋菌(淋病)の感染経路に心当たりがありません

淋菌は、主に性行為によって感染が広がります。具体的には、感染した方から分泌される体液 (分泌物や精液など)が、健康な方の性器、直腸、口腔などの粘膜に接触することで感染が起こります。無症状のこともあり、無意識のうちに、性行為を通じて他の人に感染を広げる可能性があります。また、感染した方の体液が健康な方の粘膜に接触した場合にも感染が広がります。

淋菌性尿道炎とはなんですか?

淋菌性尿道炎は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)によって引き起こされる尿道の感染症です。尿道は、尿を体外に排出する管であり、淋菌がこの部位に感染することで炎症が引き起こされます。淋菌性尿道炎は性行為を通じて感染が広がることが一般的で、淋菌を保有している人から感染する可能性があります。 性的接触によって淋菌が尿道に伝播すると、 尿道からの異常な分泌物・匂い、尿道炎、尿道時の痛み、頻尿、排尿困難の症状が現れます。

淋菌(淋病)になると臭くなりますか?

淋菌感染自体が臭いを引き起こすわけではありません。淋菌感染の主な症状は、尿道からの異常な分泌物や排尿時の痛みなどです。 これらの症状は、淋菌感染の進行や合併症に関連して、異臭を引き起こす可能性があります。 感染が進行すると、分泌物が異常な色や臭いを持つことがあります。また、淋菌感染が合併症を引き起こす場合、 炎症や組織の損傷によっても異臭が生じる可能性があります。

淋菌(淋病)でおなかが痛くなりますか?

淋菌感染が合併症を引き起こす場合、おなかの痛みが生じることがあります。例えば、淋菌が子宮や卵管に広がって 子宮内膜炎や卵管炎を引き起こすと、腹部の痛みや不快感が生じる可能性があります。また、腎盂炎などの感染が腎臓に広がる場合、腹部の痛みや腰の痛みが生じることがあります。 そのため、おなかの痛みがある場合は、淋菌感染が原因であるかどうかを確認するために医療機関で診断を受けることが重要です。

淋菌(淋病)に何年も気づかないことはありますか?

淋菌感染は、症状が現れない場合や軽度な場合があり、そのため何年も気づかないことがあるかもしれません。 淋菌感染の症状は個人によって異なりますし、症状が現れるまで時間がかかることもあります。一部の人々は感染しても何の症状も示さない場合があります。 淋菌感染が放置されると、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。不妊症や子宮内膜炎などの症状が発生するまで感染が進行することがあります。 そのため、定期的な検査実施されることをお勧め致します。

淋菌は皮膚や扁桃炎に症状が出ますか?

淋菌感染は主に性器や直腸、口腔などの粘膜を感染します。しかし、稀に皮膚や扁桃腺に症状が出ることもあります。皮膚への淋菌感染は、性器や直腸の近くの皮膚に感染が広がった場合に起こることがあります。 これによって、赤みや発疹、かゆみなどの皮膚症状が現れる可能性があります。
扁桃腺への淋菌感染は、性的行為によって喉(咽頭)に感染が広がる場合に起こることがあります。 この場合、喉の痛みや腫れ、扁桃腺の炎症などの症状が現れる可能性があります。

ただし、他のウィルスや雑菌でも皮膚や扁桃炎に症状が出る場合がありますので、淋菌が陰性であっても医療機関での診断を受けることをお勧めします。

淋菌(淋病)と不妊は関係がありますか?

淋菌感染は不妊の原因の1つとして関係があります。淋菌感染が治療されていない場合、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

卵管炎: 淋菌感染が卵管に広がると、卵管炎が引き起こされる可能性があります。卵管炎により、卵管内の炎症や組織の損傷が起こり、 卵子と精子の受精が阻害される可能性があります。これにより、受精卵が子宮内膜に到達することができず、不妊や卵管妊娠のリスクが高まります。

子宮内膜炎: 淋菌感染が子宮内膜に広がると、子宮内膜炎が発生する可能性があります。子宮内膜炎は子宮内膜の炎症を引き起こし、 不正出血や慢性的な腹痛を引き起こすことがあります。子宮内膜炎は子宮内の受精卵の着床を妨げる可能性があり、不妊の原因となります。

淋菌(淋病)の検査は妊婦でもできますか?

妊婦の方でも淋菌の検査は可能です。妊娠中に性感染症の検査が特に重要です。出産時に母親から赤ちゃんに感染が広がる可能性がありますので妊婦の方も定期的な性感染症の検査を受けることがお勧めします。

まりこクリニック 淋菌(淋病)の性病検査方法として

淋菌(淋病)の検査では、感染部位からサンプルを採取します。女性の場合は膣をぬぐってサンプルを採取します。
※男性の場合は尿を採取します(郵送の性病検査キットのみ)
当院では、RNA遺伝子検査(TMA法)を用いて、検体内に淋菌遺伝子が存在しているか確認します。

現在、感染があるかどうか判定するのに最も感度が高い検査を実施しています。

淋菌(淋病)の検査費用

淋菌(淋病)の検査は保険適用が可能ですが、条件を満たし、来院する必要があります。検査の費用や保険適用の有無は、施設によって異なります。保険適用で受診する場合、3割負担でおおよそ3,000円~4,000円かかります。また、検査を受けれる頻度も保険診療規定により制限されています。

自費診療で受診する場合は、全額自己負担となり、3,980円~6,980円必要ですが、特に頻度は規定されません。ご自身に感染機会があって、「昨日検査をしたけど今日もしたい」という場合も検査は行えます。

「郵送の性病検査キット」は2,980円~検査が可能です。

淋菌(淋病) 検査いつから

まりこクリニック(性病検査キットも含む)の淋病(淋病)の検査は、感染が疑われる場合は感染の可能性があったときから24時間以上経過した後に受けることができます。無症状であっても感染を広げる可能性があるため、定期的な検診を受けることをおすすめします。

自宅で簡単に検査できる「郵送の性病検査キット」

クリニックでは、自宅で手軽に性病の検査ができる郵送の性病検査キットを提供しています。

淋菌(淋病)感染症の検査キットは、女性用、男性用があります。女性の方は《膣採取タイプ》淋菌・クラミジア検査キット、男性の方は《尿採取タイプ》淋菌・クラミジア検査キットをお願いします。
また、女性用・男性用の複数項目の検査キットセットもございます。

「郵送の性病検査キット」は、うがい、尿、膣ぬぐい、微量採血などを利用し、複数の感染部位に対応しています。また、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、マイコプラズマ・ジェニタリウム、梅毒、HIV(エイズ)、B型肝炎、C型肝炎など、様々な性感染症に対応しています。

基本項目の検査キットは、2,980円から用意しています。さらに、目的に合わせて様々なタイプのキットも用意しています。