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消化器内科や感染症内科での精密検査が必要な為、オンライン診療では対応できません。

ご希望(お近く)の消化器内科や感染症内科をお探しください
「郵送の微量採血検査でB型肝炎が陽性だった。精密検査や治療をたいおうしていただけますか?」と事前問い合わせしてください

※ 診断証明書2,000円が必要な場合は「結果確認画面」オンライン診療からお申込みお願い致します。
※ 当院へ来院が可能な場合、完全予約制になるため、ご予約後にご来院ください

B型肝炎って何ですか?

B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓の病気です。 B型肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。 肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、重症化するまでは自覚症状が現れない場合が多くあります。また、肝炎を長期持っていると慢性肝炎から肝硬変・肝がんへと進展する可能性があります。

症状がなくてもきちんと検査をして病気を早く発見することが大切です。

肝臓の働きとは?

・ 栄養分(糖質、たん白質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝
・ 血液中のホルモン、薬物、毒物などの代謝、解毒

・出血を止める因子の生成

・ 胆汁の産生と胆汁酸の合成

・ 身体の中に侵入したウイルスや細菌の感染を防御する
などがあり、健康な肝臓であることが大切です。

急性B型肝炎・慢性B型肝炎の違いは?

急性B型肝炎は成人が初めてB型肝炎(HBV)に感染し発病したものであり、慢性B型肝炎はB型肝炎(HBV)に持続感染(6か月以上ウイルスが血中に残り、おおよそ生涯にかけて感染)している人が発病したものです。

B型肝炎とC型肝炎どちらが怖い?

B型肝炎の方が注意が必要です。
B型肝炎ウイルスはHIV・C型肝炎ウイルスに比べると感染力は高く、血液や体液から感染します。

B型肝炎の治療期間はどれくらい?

・急性B型肝炎:多くの人は特別な抗ウイルス薬を必要とせず、症状管理のための支持療法(休養、適切な栄養摂取、水分補給など)が主な治療となります。劇症肝炎に移行することが考えられる場合には、抗ウイルス剤を使用して治療が必要です。
・慢性B型肝炎:抗ウイルス薬を長期間服用する必要です。ウイルスの増殖を抑制し、肝臓のダメージを防ぐことを目的としています

B型肝炎治療後の検査は必要ですか?

抗ウイルス薬が適切にウイルスの増殖を抑えているかを確認するため肝機能検査( AST(GOT)、ALT(GPT)、アルカリホスファターゼ、ビリルビンなどの値)・HBV DNA量検査実施等をお勧め致します。担当医の指示に下書き、定期的に超音波検査(エコー検査)などもうけて肝臓の状態の確認をしていくことが重要です。

B型肝炎陽性中でもゴムをつけていたら大丈夫ですか?

B型肝炎(HBV)感染は性行為による感染が多いです。
最初から最後までコンドームをつけていたとしても、100%予防できるわけではなく相手に移る場合がありますので、治療を受けている間は、感染を他人に広げないために性行為を避けることがお勧めいたします。
パートナーも定期的検査と治療を受けることが重要です。

B型肝炎の薬は市販で購入することはできますか?

B型肝炎の治療薬は、必ず医師の処方が必要となります。また、日本国内では市販薬として薬局やドラックストアなどでB型肝炎の治療薬は販売されておりません。

B型肝炎の治療費・検査費はいくらですか?

B型肝炎の治療費は国や地域によって異なります。具体的な治療費は、使用する薬や治療法、医療機関の種類や場所によって異なります。
また、患者の健康状態や治療の必要性に応じても変わります。一般的には、B型肝炎治療にかかる費用は高額であり、医療保険や政府の支援が必要な場合があります。
受診される病院にご確認ください。

B型肝炎の治療しないで、自然に治りますか?

急性B型肝炎は多くの方が自然に治癒することがありますが、一方、慢性B型肝炎はHBVが体内に残存し、自然に治癒しないことが特徴です。慢性感染が継続することで「肝硬変」「肝臓がん」のリスクが増加します。
急性B型肝炎は自然治癒すると言われてますが慢性化する場合もございますので、定期的な検査実施をお勧めします。

なぜB型肝炎陽性になるの?

・母子感染
・血液感染(輸血や臓器移植、注射針など医療器具の共用、注射針の針刺し事故など)
・性行為(精液や腟分泌液)
感染経路はHIVと同じですが、B型肝炎ウイルスはHIVに比べて50倍から100倍感染力が強いといわれております。

B型肝炎は何科に受診?

B型肝炎は対応できる消化器内科や感染症内科の受診をお勧めします。

症状なくてもB型肝炎に発症の可能性はありますか?

無症状感染:B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しても、初期段階では症状が全く現れないことがあります。これを「無症状感染」と呼びます。感染後数週間から数ヶ月は、ウイルスが体内で増殖し、肝臓に感染が広がる時期です。この間、通常は明確な症状が現れることはありません。
慢性感染:一部の人々は、感染後にウイルスが体内に残存し、慢性B型肝炎になります。慢性感染の特徴は、数十年にわたって症状がないことがあります。これは、ウイルスが肝細胞内で低レベルで活動し、肝機能に顕著な影響を与えない場合があるためです。
B型肝炎は無症状感染であっても感染の可能性があります。特に感染リスクの高い人々や予防接種を受けていない人々は、定期的な検査と予防策の実施が重要です。

B型肝炎の人と触れたら感染しますか?

B型肝炎(HBV)の方と性行為をすると感染する確率は高いですが、
握手 ・抱き合う ・軽くキス ・隣に座る ・食器の共用 ・一緒に入浴
などでは感染しません。

B型肝炎の菌は残りますか?

B型肝炎はウイルス感染症であり、正確には「菌」という表現は使用されません。しかし、ウイルスが体内に残存することで再発や慢性感染の可能性があります。B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓の細胞で増殖し、肝臓に定着します。治療が行われない場合、ウイルスは長期間体内に留まり、慢性B型肝炎に進行することがあります。

B型肝炎の陽性が信じられません。どうしたら良いですか?

B型肝炎が陽性だった場合、専門医に相談して精密検査実施をお願い致します。その検査結果を踏まえ専門医にこれからの治療法などご相談ください。

B型肝炎ウイルス感染項目について

HBV-DNA:B型肝炎ウイルスの遺伝子です。陽性の場合は、現在、HBVに感染してい
る可能性があります。
HBs抗原:ウイルスの外側を被うたん白質です。陽性の場合は、現在、HBVに感染している可能性があります。
※6カ月以上持続してHBV-DNAあるいはHBs抗原が陽性の人を「HBVキャリア」といいます。
HBc抗体:HBc抗原に対する抗体です。陽性の場合は、現在、HBVに感染してい
るか、または過去に感染したことがある状態です。
HBs抗体:HBs抗原に対する抗体です。(HBVの感染を防御する働きがあります。)陽性の場合は、過去にHBV感染したことがあるか、または、ワクチン接種によりHBVに対する免疫を獲得した状態です。

B型肝炎の陽性が陰性になることはありますか?

急性B型肝炎の多くは、自然免疫反応によりウイルスが排除され、その結果HBVの検査結果が陰性になることがあります。また、慢性B型肝炎の場合、抗ウイルス薬(例えば、テノホビルやエンテカビルなど)を使用することでウイルス量を抑え、一部の患者ではHBVの検査結果が陰性になることがあります。