咽頭クラミジアについて
咽頭クラミジアとは?
クラミジア感染症はクラミジア・トラコマティスという細菌の感染で起こります。この細菌が喉に感染したものが咽頭クラミジアです。咽頭クラミジアはクラミジアに感染した性器からオーラルセックスを介して感染いたします。
咽頭クラミジアは性病ですか?
はい。咽頭クラミジアは口腔性交(オーラルセックス・キス)を感染経路とする性病のひとつです。
なぜ咽頭クラミジア陽性になるのですか?
クラミジアは粘膜の接触によって性器、口腔、または肛門に感染することがあります。これにより、クラミジアが体内に侵入し、感染が起こります。クラミジア感染者が感染していることに気づかないため、無意識のうちに、性行為を通じて他の人に感染を広げる可能性があります。性行為時にコンドームを正しく使用することで、クラミジア感染のリスクを大幅に減少させます。
咽頭クラミジアの症状は?
のどの腫れや痛み、せき、たん、発熱などがある場合もありますが、全く無症状な場合も多々あります。症状から診断はできませんので、検査をしてみないとクラミジアの有無は判断できません。
咽頭クラミジア検査のタイミングはいつ?
まりこクリニック(性病検査キットも含む)では、感染の可能性があった日から24時間経過した後に受けることができます。
咽頭クラミジアの治療期間はどれくらい?
クラミジア治療の第一選択薬の抗生剤(ジスロマック4錠)は、服用から3週間後に再検査キットにて陰性の確認を行っていただいております。
※再検査のタイミングは、治療薬や医師の判断にによって異なる場合がございますが、婦人科ガイドラインでは服用から3週間後となっております
咽頭クラミジアと性器クラミジアの治療薬は違うの?
咽頭クラミジアも性器クラミジアも同じ治療薬になります。
咽頭クラミジア治療薬の副作用は?
咽頭クラミジア治療の第一選択薬の抗生剤(ジスロマック4錠)の代表的な副作用に「吐き気・腹痛・下痢・嘔吐」などがあります。これは、抗生物質により腸内菌の環境が乱れてしまうのが原因とされています。市販の胃薬と一緒に内服いただくことで、副作用が和らぐ場合もあります。
咽頭クラミジアの治療しないで、自然に治りますか?
咽頭クラミジア感染症は 自然に治る ことは ありません。
クラミジアを放置すると、重篤な合併症を引き起こす可能性があり、他の人に感染を広げてしまう可能性もあります。特に、パートナーがいる場合は、片方が治療を受けずに感染を放置すると、相互に感染を繰り返してしまう「ピンポン感染」が起こる可能性があります。早期に発見し、医療機関で適切な治療を行うことが非常に重要です。
まりこクリニック 咽頭クラミジアの性病検査方法として
咽頭クラミジアの検査では、うがい液をサンプルとします。
当院では、RNA遺伝子検査(TMA法)を用いて、より高感度の検査を実施しています。
咽頭クラミジアの検査費用
咽頭クラミジアの検査は保険適用が可能ですが、条件を満たし、来院する必要があります。検査の費用や保険適用の有無は、施設によって異なります。保険適用で受診する場合、3割負担でおおよそ3,000円~4,000円かかります。自費診療で受診する場合は、3,980円~6,980円必要です。
「郵送の性病検査キット」は2,980円~検査が可能です。
咽頭クラミジア 検査いつから
まりこクリニック(性病検査キットも含む)の咽頭クラミジアの検査は、感染が疑われる場合は感染の可能性があった日から24時間以上経過した後に受けることができます。ただし、咽頭クラミジアは感染後すぐに発症するケースが多いですが、潜伏期間があるため、早期の検査が必要です。この期間中も感染を広げる可能性があるため、定期的な検診を受けることをおすすめします。
自宅で簡単に検査できる「郵送の性病検査キット」
クリニックでは、自宅で手軽に性病の検査ができる郵送の性病検査キットを提供しています。
咽頭クラミジア感染症の検査キットは、男女共用になります。《うがい採取タイプ》淋菌・クラミジア検査キットをお願いします。
「郵送の性病検査キット」は、うがい、尿、膣ぬぐい、微量採血などを利用し、複数の感染部位に対応しています。また、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、マイコプラズマ・ジェニタリウム、梅毒、HIV(エイズ)、B型肝炎、C型肝炎など、様々な性感染症に対応しています。
基本項目の検査キットは、2,980円から用意しています。さらに、目的に合わせて様々なタイプのキットも用意しています。
