尿道カンジダについて
尿道カンジダとは?
カンジダ菌はカビの一種が原因で起こる病気です。
男性は女性に比べて発症率は少ないです。通常健常人にはあまりおこらず、HIV患者や免疫治療中など免疫抑制状態にある方に起こります。
カンジダ(アルビカンス菌・グラブラータ菌)の違い
グラブラータ菌はアルビカンス菌に比べるとくすりが効きにくく、治りにくいため再発することがあると言われております。
尿道カンジダの症状は?
・亀頭のかゆみやただれ
・亀頭が赤くなり白いカスが出る
・亀頭に小さな水疱
・まれに尿道炎を起こす
などの症状がございますが、カンジダ以外の原因でも起こる場合があります。郵送検査やオンライン診療では判断しかねますので、症状がございましたら泌尿器科にご受診ください。症状がなければ治療は不要です。
尿道カンジダの症状が出る原因は何ですか?
尿道カンジダは膣カンジダに比べて発症率は少ないです。ストレス、病気、栄養不足などが原因で免疫力が低下、抗生剤を内服したりすると、カンジダ菌が増殖にすることがあります。また、糖尿病やきつい下着の着用などの要因が組み合わさることで、尿道カンジダの症状が現れることがあります。症状が出た場合は、適切な診断と治療を受けることが重要です。
尿道カンジダ陽性だった場合
排尿時の違和感・尿道から分泌物や膿が出る・痛痒い、など症状がある場合は泌尿器科の受診をご検討ください。自然に治る場合もあります。症状がなくなっているようでしたら治療は不要です。
尿道カンジダは何科に受診する?
泌尿器科に受診をお願いします。
尿道カンジダの治療期間はどれくらい?
尿道カンジダ(カンジダ性尿道炎)の治療期間は、使用する薬や症状の重さにより異なります。抗真菌薬の内服薬を処方し、ご希望の方は抗真菌薬の塗り薬も処方します。この場合、数日から1週間程度で改善が見られることが多いです。カンジダは免疫力の低下や抗生物質の使用などで再発しやすいため、生活習慣の見直しも必要です。
症状なしでも尿道カンジダの可能性はありますか?
カンジダ菌は体内の常在菌の一部であり、通常は無症状で存在しています。
カンジダは男女に多い病気ですか?
カンジダ感染(膣カンジダ症)は非常に一般的で、女性の約75%が生涯で1度はカンジダ感染を経験すると言われておりますが、女性に比べて、男性は感染率が低いと言われております。
まりこクリニック 尿道カンジダの性病検査方法として
尿道カンジダの検査では、感染部位からサンプルを採取します。尿道カンジダの検査では男性の場合は尿を採取します(郵送の検査キットのみ)
※女性の場合は膣をぬぐってサンプルを採取します。
当院では、RNA遺伝子検査(TMA法)を用いて、カンジダ菌がいるかどうかより高感度の検査を実施しています。
現在、感染があるかどうか判定するのに最も感度が高い検査を実施しています。
尿道カンジダの検査費用
尿道カンジダの検査は保険適用が可能ですが、条件を満たし、来院する必要があります。検査の費用や保険適用の有無は、施設によって異なります。保険適用で受診する場合、3割負担でおおよそ3,000円~4,000円かかります。
自費診療で受診する場合は、3,980円~6,980円必要です。
「郵送の性病検査キット」は2,980円~検査が可能です。
尿道カンジダ 検査いつから
尿道カンジダの検査は、感染が疑われる場合は感染の可能性があった日から24時間以上経過した後に受けることができます。
自宅で簡単に検査できる「郵送の性病検査キット」
クリニックでは、自宅で手軽に性病の検査ができる郵送の性病検査キットを提供しています。
カンジダ感染症の検査キットは、女性用、男性用があります。女性の方は《膣採取タイプ》カンジダ・トリコモナス検査キット、男性の方は《尿採取タイプ》カンジダ・トリコモナス検査キットをお願いします。また、女性用・男性用の複数項目の検査キットセットもございます。
「郵送の性病検査キット」は、うがい、尿、膣ぬぐい、微量採血などを利用し、複数の感染部位に対応しています。また、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、マイコプラズマ・ジェニタリウム、梅毒、HIV(エイズ)、B型肝炎、C型肝炎など、様々な性感染症に対応しています。
基本項目の検査キットは、2,980円から用意しています。さらに、目的に合わせて様々なタイプのキットも用意しています。
