梅毒って何ですか?

梅毒(Syphilis)は、Treponema pallidumという細菌によって引き起こされる性感染症です。この細菌は、性行為によって感染が広がり、母子感染もします。

梅毒の治療期間はどれくらい?

梅毒の治療期間は、感染の段階や治療方法によって異なりますが、通常、2週間から12週間のペニシリン系の抗生物質の服用をします。近年1~3回行う注射剤もあり、より短期間で治療ができるようにもなっています。治療効果判定は、治療開始前の抗体価がどれくらい下がっているかを指標に行います。

梅毒治療後の検査は必要ですか?

梅毒の治療を受けて症状がなくなった場合でも、定期的な検査を行うことをお勧めします。
当院の採血検査キットはTP抗体検査になりますので、かかったことがある方は現在、活動性がなくて治療が必要なくても、 抗体は陽性となります。活動性の評価や治療後のフォロー検査を受けられる方は、病院にてRPR検査(RPR抗体定量検査)にて数値の確認をお願いします。

梅毒 郵送の検査費用はいくら?

郵送による梅毒の検査キット費用
・郵送の性病検査キット(HIV・梅毒) 2,980円
・郵送の性病検査キット(HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎) 4,980円

梅毒の治療費・検査費はいくらですか?

梅毒の治療費は、地域や医療施設、保険状況などさまざまな要因によって異なります。
初期の梅毒の治療費は比較的低額で、抗生物質の処方箋や注射、診察料などが含まれます。保険が適用される場合、梅毒の治療費の一部またはすべてが保険でカバーされる場合があります。
重度の場合や合併症がある場合、治療費は高額になる可能性があります。さらに、追加の検査やフォローアップ治療が必要な場合もあります。
受診される病院によって異なりますのでご確認ください。

梅毒の検査は生理中でもできますか?

梅毒の検査は、生理中でも可能です。
血液採取を使用する梅毒の検査では、生理中でも検査ができます。

梅毒の陽性はいつからわかりますか?

当院では、化学発光酵素免疫測定 CLEIA法にて検査を実施しております。
菌やウィルスが体内に入ると、血中の抗体が上昇してきます。人によって、血液検査で陽性と判断できる量の抗体が上昇してくるまでに時間差があります。早い人なら感染機会から約3週間後には陽性になりますが、遅い方では約3か月ぐらいかかります。
ご不安な場合は病院に受診し、精密検査実施されることをお勧めします。

梅毒治療中のお酒について

梅毒の治療中に飲酒は医師の指示に従うことが重要です。一般的に、梅毒の治療に使用される抗生物質は、お酒との併用による相互作用のリスクが比較的低い場合が多いですが、医師の指示によっては禁酒が推奨される場合もあります。

梅毒の郵送検査はどうやるの?

梅毒の検査方法(当院の場合)
指先に専用の針を刺し、少量の血液を専用容器へ採取します。血液を専用の容器に入れてご返送いただきます。

梅毒の検査結果は何日くらいで出ますか?

梅毒の検査結果(当院の場合)
郵送検査:ポスト投函から翌日から翌々日に検査結果ショートメッセージにて通知させていただきます。
まりこクリニック:採取から3日後に検査結果お伝えさせていただきます。

※検査方法や病院によって異なります。検査される病院にご確認をお願い致します。

梅毒治療後の検査(陰性確認)はどうすればいい?

郵送検査(梅毒TP抗体)では判断できません。

薬の内服終了から約1か月後に病院にてRPR検査(RPR抗体定量検査)実施をお願いします。RPRの数値がどれだけ下がっていったか確認します。1回のRPR検査(RPR抗体定量検査)で治癒していると判断できない可能性もあります。

梅毒陽性中でもゴムをつけていたら大丈夫ですか?

梅毒感染症を治療中は、性行為を控えることが重要です。最初から最後までコンドームをつけていたとしても、相手に移る場合がありますので、治療を受けている間は、感染を他人に広げないために性行為を避けることがお勧めいたします。
パートナーとの性行為において、梅毒感染症の可能性がある場合は、パートナーも検査と治療を受けることが重要です。

梅毒の治療しないで、自然に治りますか?

梅毒は自然に治癒することはありません。梅毒は、細菌のTreponema pallidumによって引き起こされる感染症であり、適切な抗生物質治療を受けることなく放置すると、感染が進行し、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
初期の梅毒の症状が見られない場合でも、感染は進行している可能性があります。
初期段階の梅毒はしばしば無症候性であり、患者が自覚症状を感じない場合でも、感染を他人に広める可能性があります。
早期に梅毒感染を治療することが重要です。適切な抗生物質治療を受ければ、梅毒感染は通常完全に治癒します。
治療を受けることで、症状が改善し、感染を他人に広げるリスクが減少します。

梅毒の感染・発生割合は?

男性は20歳代から40歳代、女性は20歳代が多くみられます。2014年に比べ、男性6.8倍、女性12倍に急増しています。梅毒陽性の方と1回性交渉した場合、感染力が強い為15%から30%の確立で感染します。

 

女性の梅毒はどのような症状?

女性が梅毒に感染した場合、以下のような症状が現れる可能性がありますが、
すべての感染者が同じ症状を経験するわけではありません。梅毒に感染しても症状がない場合もあります。

初期症状(初期梅毒):
潰瘍(しゅりん):感染部位に硬い、無痛の潰瘍(しゅりん)ができることがあります。
一般的には性器やその周囲に現れますが、口や肛門にも現れることがあります。潰瘍は数週間で治ります。
発熱やリンパ節の腫れ:感染初期に全身の症状が現れることがあります。
第2期症状(第2次梅毒):
皮疹:体全体に赤い発疹が現れることがあります。手のひらや足の裏にも現れることがあります。痒みがないことが特徴です。
発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなどの全身症状がある場合があります。
潜伏期(第3期):症状がない場合がありますが、感染は体内で進行し、臓器や神経系に被害を与える可能性があります。

女性が梅毒に感染した場合、男性よりも症状が軽くなることがあるため、感染を見逃すことがあります。
特に初期症状が痛みを伴わず、女性器内に現れるため、自覚症状がない場合もあります。

男性の梅毒はどのような症状?

男性が梅毒に感染した場合、以下のような症状が現れることがありますが、
すべての感染者が同じ症状を経験するわけではありません。梅毒に感染しても症状がない場合もあります。

初期症状(初期梅毒):
潰瘍(しゅりん):感染部位に硬い、無痛の潰瘍(しゅりん)ができることがあります。
一般的には性器やその周囲に現れますが、口や肛門にも現れることがあります。潰瘍は数週間で治ります。
発熱やリンパ節の腫れ:感染初期に全身の症状が現れることがあります。
第2期症状(第2次梅毒):
皮疹:体全体に赤い発疹が現れることがあります。手のひらや足の裏にも現れることがあります。痒みがないことが特徴です。
発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなどの全身症状がある場合があります。
潜伏期(第3期):症状がない場合がありますが、感染は体内で進行し、臓器や神経系に被害を与える可能性があります。梅毒の症状は個人によって異なるため、症状がない場合でも感染している可能性があります。

梅毒の検査は妊婦でも可能ですか?

はい。妊婦でも梅毒の検査を受けることが可能ですし、むしろ推奨しております。
梅毒は胎児に深刻な合併症を引き起こす可能性があるため、妊婦が定期的な健康診断で梅毒の検査をお勧めします。
妊娠中に梅毒に感染している場合、早期に検出し適切な治療を行うことが重要です。梅毒は胎児に移行し、先天性梅毒と呼ばれる合併症を引き起こす可能性があります。これには流産、死産、早産、先天性異常、発達障害などが含まれます。妊娠中に梅毒の検査を受けることで、梅毒の早期発見と治療を行い、胎児の健康を守ることができます。

梅毒は妊婦でも感染しますか?

はい。梅毒は妊婦でも感染する可能性があります。梅毒は性行為によって感染する性感染症であり、感染した女性が妊娠中に胎児に感染させることがあります。
妊婦の感染リスク: 妊娠中の女性が梅毒に感染する場合、母体から胎児に感染する可能性があります。この場合、胎児の健康に影響を及ぼすことがあります。
胎児への影響: 梅毒感染が胎児に及ぼす影響には、流産、死産、早産、出生後の合併症などが含まれます。梅毒に感染した母体から胎児に感染すると、先天性梅毒と呼ばれる状態が生じる可能性があります。
妊婦が梅毒に感染した場合、早期に医師に相談し、適切な治療を受け、パートナーの検査と治療もされることも重要です。

なぜ梅毒が陽性になるの?

梅毒の陽性反応が出るのは、身体が梅毒に対する免疫反応を示しているからです。
梅毒は、Treponema pallidumという細菌によって引き起こされる性感染症です。感染した人の症状がでている部位や血液、精液、膣分泌液などに存在し、性行為によって人から人へ感染します。

無症状でも梅毒発症の可能性はありますか?

梅毒は症状が現れない場合でも発症する可能性があります。梅毒の初期感染段階では、通常、症状が現れず、感染者は自覚症状を感じないことがあります。
この段階では、梅毒はしばしば無症候性であり、感染者は自覚症状を感じないまま他の人に感染を広げる可能性があります。
このような無症候性の初期感染段階の梅毒は、感染が他の人に広がるリスクを高めるだけでなく、感染が進行してより深刻な段階に進む可能性もあります。
したがって、性的に活発な人やリスク行動を取る人々は、定期的な性感染症の検査を受けることが重要です。
また、梅毒は一度感染した後、症状がない間も体内に潜伏することがあります。
このような状態を潜伏期と呼び、感染者は症状を経験せずに長期間感染を持ち続けることがあります。潜伏期間中でも、感染者は他の人に感染を広げる可能性があります。

梅毒は完治後再発しますか?

梅毒は適切に治療されれば通常、完全に治癒します。適切な抗生物質の治療を受けることで、梅毒を引き起こす原因であるトレポネーマ・パリダム菌が体から排除されるためです。再発する可能性がある場合は、通常は治療が不完全であったり、感染が再度発生したことが原因です。再感染を防ぐためにも、定期的に検査をしたり、性行動時のコンドームの使用やパートナーの感染状況の確認が重要です。

 

梅毒の診療は何科ですか?

梅毒の検査は、主に性病科、対応している婦人科、泌尿器科、内科で検査や治療をうけれます。

梅毒に心当たりがありません

梅毒は性行為によって感染する性感染症であり、症状が現れない場合でも感染している可能性があります。梅毒は初期段階では症状がほとんどないことがあります。これを無症状梅毒と呼びます。しかし、無症状であっても他の人に感染させるリスクがあります。性行為(性交、口性交、肛門性交)を通じて感染するため、パートナーと一緒に定期的な検査を受けることをお勧めします。

梅毒で妊娠検査薬が陽性になることはありますか?

梅毒に感染していることだけで、妊娠検査薬が陽性になることはありません。
妊娠検査薬は、妊娠ホルモンであるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出するために使用されます。これは妊娠によって生成されるホルモンです。
梅毒は、Treponema pallidumという細菌によって引き起こされる感染症であり、hCGを生成することはありません。
しかし、妊娠検査薬が陽性になる場合、妊娠している可能性があることを示しています。

梅毒は治りますか?

梅毒は抗生物質によって治療できます。
一般的に、ペニシリンが最初の選択肢として使用されますが、ペニシリンに対するアレルギーがある場合や他の理由でペニシリンを受け入れられない場合は、他の抗生物質が代替として使用されることがあります。た
だし、梅毒が未診断または未治療のまま放置されると、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
例えば、梅毒が進行すると、中枢神経系や心臓、血管、骨などの臓器に影響を与えることがあります。梅毒の治療後は、医師の指示に従い、定期的なフォローアップ検査を受けることが推奨されます。これにより、感染が再発していないことが確認できます。

梅毒の潜伏期間はどのくらいですか?

梅毒の潜伏期間(感染から症状が現れるまでの期間)は一般に2週間から3ヶ月程度でトレポネーマ・パリダム菌が体内で増殖しております。稀に数日から1年以上に及ぶこともあります。具体的な潜伏期間は個人や感染の状況によって異なるため、一概には言えません。

梅毒の感染力はいつまで続きますか?

梅毒の感染力は、適切な抗生物質治療を受けた後、通常は治療を開始してから24時間以内に感染力が低下します。ただし、治療後の効果判定で、RPR抗体価がある程度までさがらないと、他人にうつす可能性があります。治療をうけても、通院を継続して、きちんと治療効果判定をうけることが重要です。

梅毒を放置するとどうなる?

梅毒が適切に治療されない場合や未治療のまま進行すると、心臓や血管の病気・心内膜炎(心内膜の炎症)、大動脈炎(大動脈の炎症)、弁膜症、神経の病気・梅毒性髄膜炎(脳脊髄液の炎症)、梅毒性脳炎(脳の炎症)、失明、骨の病気・梅毒性骨膜炎や梅毒性関節炎、認知症のような症状がでることがあり、進行したら、治療しても後遺症が出て、治せないこともあります。

梅毒に痛みはありますか?

梅毒の初期段階では一般に痛みはあまり見られません。初期の梅毒の主な症状は、皮膚や粘膜にできる潰瘍(しゅりえん)やしこり(しゅ)などですが、これらが痛みを伴うことは稀です。

しかし、梅毒が進行すると、特定の後遺症や合併症が痛みを引き起こすことがあります。例えば、心血管梅毒が進行すると心臓や大動脈に影響を及ぼし、胸部痛や不快感を引き起こすことがあります。また、神経梅毒が神経系に影響を与える場合、頭痛や神経痛などの症状が現れることがあります。

痛みの程度や症状は梅毒の進行状況や個人の体質によって異なります。梅毒の初期段階では痛みがほとんどない場合が多いため、その他の症状や性的なリスクがある場合は、定期的な検査と早期の治療が重要です。

梅毒の菌は残りますか?

梅毒の原因であるトレポネーマ・パリダム菌は、適切に抗生物質で治療されない限り体内に残る可能性があります。抗生物質治療が効果的であれば、通常は菌は排除されますが、完全に除去されるまでには時間がかかることがあります。

梅毒になるとイボやしこりができますか?

梅毒によって、性器やその周囲にイボやしこりができることもありますが、それだけで梅毒と判断できるものはありません。疑わしい場合は、採血にて抗体価を測定し確認をする必要があります。
また、性器ヘルペスや尖圭コンジローマ(いわゆるイボ疣贅)など他の性感染症や皮膚の問題によって、性器やその周囲にイボやしこりができる可能性があります。

 

梅毒によって壊死しますか?

梅毒自体が致命的な壊死を引き起こすことはありませんが、重度の梅毒感染が放置されたり適切な治療を受けなかったりすると、
合併症が発生し、壊死のリスクが高まります。主な合併症の1つは、梅毒が進行し、臓器や神経系に影響を与える第3期の梅毒です。

第3期の梅毒は、患者の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。具体的な合併症には以下のようなものが含まれます:

心血管梅毒:心臓の弁膜や大動脈に影響を与え、大動脈瘤や心臓弁膜狭窄などの心臓の合併症を引き起こすことがあります。
神経梅毒:脳や脊髄に影響を与え、梅毒性脳炎や脊髄病変などの神経系の合併症を引き起こす可能性があります。
骨・関節梅毒:骨や関節に影響を与え、梅毒性関節炎や骨壊死(特に腓骨頭壊死)などの骨・関節の合併症を引き起こすことがあります。

これらの合併症の中には、壊死が発生する可能性があります。
たとえば、梅毒性脊髄病変が脊髄に壊死を引き起こすことがあります。また、梅毒性骨炎が骨の壊死を引き起こすこともあります。

梅毒に罹患した場合、早期に医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが重要です。
これにより、合併症のリスクを最小限に抑え、健康への影響を最小限に抑えることができます。

梅毒になるとアトピーにどのような影響がありますか?

梅毒自体が直接的にアトピー性皮膚炎(アトピー)を引き起こすわけではありませんが、梅毒感染がアトピーにどのような影響を与えるかについては、現在の医学的知見が限られています。ただし、梅毒による全身的な炎症反応や免疫系の変化が、アトピーの症状に影響を与える可能性があります。

免疫応答の変化: 梅毒感染に伴う免疫応答の変化が、アトピーの発症や進行に影響を与える可能性があります。免疫系の過剰な反応や免疫不全は、アトピーの症状を悪化させる可能性があります。
抗生物質の影響: 梅毒の治療に使用される抗生物質が、アトピーの症状に影響を与える可能性があります。抗生物質の使用により、腸内細菌叢が変化し、それがアトピーの発症や進行に影響を与える可能性があります。
ストレスと免疫応答: 梅毒感染によるストレスが、アトピーの発症や悪化に影響を与える可能性があります。ストレスは免疫応答を変化させ、アトピーの症状を悪化させることが知られています。

これらの要因により、梅毒感染がアトピーの症状に影響を与える可能性があります。ただし、個々の症状や感染の状況には個人差がありますので、一般化することは難しいです。アトピーを患っている場合に梅毒に感染した場合、医師に相談し、適切な治療とフォローアップを受けることが重要です。

梅毒の初期症状は?

梅毒の初期症状は、感染の進行段階によって異なります。

梅毒性潰瘍(しゅりえん):梅毒感染の初期段階では、通常、梅毒性潰瘍が皮膚や粘膜に現れます。
これは、感染が起こった部位に痛みやただれが生じることがあります。梅毒性潰瘍は通常、硬く、痛みを伴うことがあります。
リンパ節の腫れ:初期の梅毒感染では、リンパ節が腫れることがあります。これは免疫反応の一部であり、感染に対する身体の反応の一部です。
発熱:初期の梅毒感染では、発熱が現れることがあります。これは、免疫系が感染に反応する一般的な反応です。

これらの症状は、梅毒の初期段階で一般的に見られるものですが、必ずしもすべての患者で現れるわけではありません。

放置すると、感染はより深刻な段階に進行する可能性があります。

梅毒は鼻が落ちると言われていますが本当ですか?

梅毒によって鼻が崩壊するという状態は、梅毒の進行した段階で発生する一種の合併症である鼻中隔壊死(Syphilitic Rhinitis)として知られています。
これは、梅毒が進行し、組織を破壊することで鼻中隔に損傷が生じ、鼻の形状が変形し、最終的に鼻が崩壊する状態を指します。
鼻中隔壊死は、梅毒の深刻な合併症の一つであり、梅毒が適切に治療されなかった場合や未検出のまま放置された場合に発生する可能性があります。
このような状態は、梅毒が進行し、組織や臓器に深刻な損傷を引き起こす場合に生じることがあります。
ただし、鼻中隔壊死は比較的まれな合併症であり、梅毒による鼻の変形や損傷は全ての梅毒感染者に影響するわけではありません。

梅毒はアルコール消毒で治りますか?

梅毒はアルコール消毒や一般的な消毒方法によっては治療されません。梅毒は細菌感染症であり、ペニシリンや他の抗生物質による治療が必要です。一般的な消毒方法は、梅毒菌を完全に除去するのには効果がありません。

献血はできますか?

一度でも梅毒に完成したことがあれば、完治していても献血はできません。

梅毒 まりこクリニック 郵送の性病検査方法

梅毒の検査では、指先に専用の針を刺し採血採取します。
当院では、化学発光酵素免疫測定(CLEIA法)を用いて、抗TP抗体定性検査を実施しています。

梅毒の検査費用

梅毒の検査は保険適用が可能ですが、条件を満たし、来院する必要があります。検査の費用や保険適用の有無は、施設によって異なります。保険適用で受診する場合、3割負担でおおよそ3,000円~4,000円かかります。自費診療で受診する場合は、3,980円~6,980円必要です。

「郵送の性病検査キット」は2,980円~検査が可能です。

梅毒 検査いつから

まりこクリニック(郵送の性病検査)では、梅毒の検査は、感染が疑われる場合は感染の可能性があった日から3週間以上経過した後に受けることができます。潜伏期間があるため、早期の検査が必要です。この期間中も感染を広げる可能性があるため、定期的な検診を受けることをおすすめします。

自宅で簡単に検査できる「郵送の性病検査キット」

当クリニックでは、自宅で手軽に性病の検査ができる郵送の性病検査キットを提供しています。

梅毒感染症の検査キットは、男女共用になります。《微量採血タイプ》HIV・梅毒検査キットをお願いします。

「郵送の性病検査キット」は、うがい、尿、膣ぬぐい、微量採血などを利用し、複数の感染部位に対応しています。また、クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、マイコプラズマ・ジェニタリウム、梅毒、HIV(エイズ)、B型肝炎、C型肝炎など、様々な性感染症に対応しています。

基本項目の検査キットは、2,980円から用意しています。さらに、目的に合わせて様々なタイプのキットも用意しています。