カンジダ菌は、性器の粘膜周辺や消化管、皮膚などに存在する常在菌なので、症状が出ていない健康な人も保有しています。

※排尿時の違和感・尿道から分泌物や膿が出る・痛痒いなど症状がなければ治療は不要です。

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排尿時の違和感・尿道から分泌物や膿が出る・痛痒い、など症状がある場合は泌尿器科の受診をご検討ください。

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「郵送の尿検査で尿道カンジタが陽性だった。そちらで、すぐに治療してもらうにはどうすればいいいですか?」と事前問い合わせしてください

※ 症状がなければ、検査結果で陽性が出ても治療は不要です

尿道カンジダとは?

カンジダ菌はカビの一種が原因で起こる病気です。
男性は女性に比べて発症率は少ないです。通常健常人にはあまりおこらず、HIV患者や免疫治療中など免疫抑制状態にある方に起こります。

尿道カンジダの治療期間はどれくらい?

尿道カンジダ(カンジダ性尿道炎)の治療期間は、使用する薬や症状の重さにより異なります。抗真菌薬の内服薬を処方します。皮膚に塗る薬が適用になる場合もありますが、実際に泌尿器科で診察を受けたうえで判断いただくことをお勧めします。この場合、数日から1週間程度で改善が見られることが多いです。カンジダは免疫力の低下や抗生物質の使用中の方は再発しやすくなります。治療期間に関しては、担当医とご相談ください。

尿道カンジダの治療費はいくら?

尿道カンジダ陽性の場合は、当院のオンライン診療では対応できません。
尿道カンジダの治療費は、病院によって異なります。 保険に加入している場合、治療費の概算3割負担となりますが、保険の負担割合によって支払い額が異なります。 また、使用される抗生物質の種類や治療方法によって費用が異なります。

尿道カンジダ治療をして症状がなくなった。再度、検査キットを使ってもいい?

検査キットは使用いただいてもいいのですが、検査が陽性であっても症状がなければ治療は必要ありません。陰性でも、陽性でも症状がなければ治療は不要です。

尿道カンジダ治療後の検査は必要ですか?

カンジダ自体は常在菌として膣内にいる場合があります。治療の対象にならないのですが、 かゆみや帯下異常などがあると、「尿道カンジダ」として治療の対象になります。また、治療は症状が出なくなれば終了になります。治療をしてもカンジダを0にできない場合も多々あります。

尿道カンジダは相手にうつりますか?

尿道カンジダは、カンジダ菌によって引き起こされる感染症ですが、通常は性的接触を通じてパートナーにうつることは少ないとされています。
ただし、女性の場合は、カンジダ菌は体内に常在することがあり、免疫力の低下や環境の変化によって増殖することがあります。
パートナーがカンジダに感染している場合、症状が出ることがありますが、これは発症した個人の免疫状態やその他の要因に依存します。
もしご自身に尿道カンジダがあって、パートナーに症状がある場合や心配な場合は、医療機関での相談をおすすめします。

尿道カンジダの薬は市販で購入することはできますか?

カンジダ用の塗り薬は、通販でもうってますし、特定の薬局でも購入できます。内服薬は医師の処方せんが必要です。どの薬が必要かも状態により変わってきますので、まずは泌尿器科で医師の診察を受けていただくことをお勧めします。

尿道カンジダの治療しないで、自然に治りますか?

尿道カンジダは、自然に治る場合もあります。症状がなくなっているようでしたら治療は不要です。ご自身の状態によっては、症状が続く場合や悪化することもあります。

尿道カンジダの症状が出る原因は何ですか?

尿道カンジダは膣カンジダに比べて発症率は少ないです。免疫抑制状態にある、長期で抗生剤を内服する必要があると、カンジダ菌が増殖し、症状を引き起こすことがあります。

尿道カンジダ治療中、飲酒はしていいですか?

尿道カンジダの治療に使用される抗真菌薬(例:フルコナゾールなど)とアルコールとの相互作用がある場合があります。特に、特定の薬剤(例えば、フルコナゾール)では、飲酒を避けることをお勧めします。服用前、医師にお酒についてご相談ください。

尿道カンジダは石鹸できれいにすればいい?

お湯だけで軽く洗う程度で石鹸の刺激を避けてください。

包茎と尿道カンジダは関係はある?

包茎の場合は、亀頭に雑菌なども溜まりやすく湿りやすい環境であるため、包茎でない方に比べると、カンジダ発症の割合は高くなる可能性があります。しかし、それよりも免疫抑制状態や長期で抗生剤を使用されていない方のほうが尿道カンジダが問題となることがあります。

症状なしでも尿道カンジダ発症の可能性はありますか?

はい。症状がない状態でも尿道カンジダが発症する可能性がありますが、治療の必要性に関しては病院を受診してご相談ください。

尿道カンジダと亀頭包皮炎の違いは?

感染症の症状として亀頭や包皮の炎症も現れますが、これが亀頭包皮炎になります。
ちなみに亀頭包皮炎は、カンジダ菌だけが原因というわけではないため、ほかの雑菌への感染によっても起こると考えられます。